日々徒然

好きなものを好きなだけ。

ハナのこと 4

次に時間ができたら〜と思って放置プレイしていたら、年末になってしまいました。

前に記事を書いたのが8月だったので‥‥9月のこと。

 

9月は、ハナをドアに挟むという大事故を起こした月でした。

事が起きたのが、9月30日の午後11時くらいだったと思います。わたしの不注意でハナをドアに挟んでいまい、大変なことに。

ハナは閉めたドアで頭の右側を打ったらしく、よろよろした足取りで出てきました。目の下のあたりの羽毛がすこし禿げていました。前傾姿勢で、身体をまっすぐに立てられない状況。弱々しく鳴き、差し出した手のひらにうずくまりました。正直、そのまま死んでしまうと思ったし、殺したと思いました。

ハナがなるべく動かないようにそっと押さえながら、急いで夜間救急を調べ、連絡。状況を説明したところ「すぐに来院を」と言われたので、移動用ケージにハナを入れて家を出ました。

夜間救急では、おそらく鳥について専門的に知っていらっしゃる先生が手早く診察をして、抗生物質・痛み止め・出血を止める薬を打ってくださいました。一番細い針を使って注射をしてくださったのですが、それでもやはり痛いようで、ハナは全力で嫌がり、ぎゃーぎゃー騒いで暴れていました。

暴れる鳥を潰さず握るのはかなりコツがいります。かつ、この時のハナは重症患者だったので、力の入れ加減にも相当気を遣う状況だったそうです。それでも鮮やかに治療を進める先生のゴッドハンドぶり、すごい、と緊急時ながら思っていました。

そんなこんなでケージに戻される頃には、ハナは普段と同じような様子に戻っていましたが、「身体が小さいからこの後何か起こるかも」と言われました。健康診断に行っている病院に一報入れていただいて、その日は帰宅。先生からの指示通り、30度前後にケージを保温して寝かせました。

翌日、病院に連絡をして、様子を確認してもらいました。例に漏れずゴッドハンドな先生に診ていただき、水に混ぜて飲ませるタイプの鎮痛剤を処方してもらいました。

その時に聞いた話では「こういう事故が起きて生きてることは稀」とのこと。だいたいはその場で即死と言われて、改めてぞっとしました。

心配された後遺症もなく、今ではすっかり元気になっていますが、こうして思い出しても、自分とハナはただ運が良かっただけだと思うし、ハナにとても怖い思いをさせてしまったことを反省するばかりです。

でも、万が一のことは、起こるときには起きてしまうものなので、病院と夜間救急だけはしっかり把握して繋がっておいた方が良いなぁと思いました。

f:id:xxxichi1023:20161227183331j:plain