日々徒然

好きなものを好きなだけ。

暇になると本を読む

基本的にミステリ小説や気軽に読める現代作品が好きなのですが、二十代も後半にさしかかり、読書にエンタメだけを求めるのもどこか物足りないなぁと思い、所謂純文学作品というものを読み始めました。

文字を追いかければ頭に入ってくる娯楽メインの小説と違って、きちんと語彙や文脈を読み取らないといけない。古い作品になるほど言葉の使い回しも難しいですし、脳みその眠らせていた部分をフル稼働させている感じがすごくします…。

脳みそは使わないと衰えていくものなんだなぁと改めて思った。

最近読んだのは三島由紀夫の「仮面の告白」。初めは読みづらいと思っていましたが、自伝的小説だとわかってからはすごく面白く、純文学というジャンルに対して若干ハードルが下がったような感じです。

もちろん文学を勉強してる人から見るとまだまだまだまだ甘いんでしょうけども(笑)

深みまで潜るつもりは無いですが、見聞を広めるって意味で、食わず嫌いせずに手を広げていきたいものです。